山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

2020年を振り返って。

今日2日(土)で1週間続いた現場作業が終わった。

これからしばらくは作業に行かなくてよいのは嬉しいことだ。

 

さて、12月から1月になるこの時期に山ろく対話を振り返ってみたい。

もっともそのことは、自分自身の一年間を振り返ることになる。

 

①試行錯誤しながらの対話の場の開催。

途中からはコロナ禍でオンラインでの開催になる。またオンライン開催の対話の場(哲学カフェ)にもいくつか参加する。

対話のかみ合わなさ、しっくりいかない感じは相変わらずある。それを感じることは大事なこと。そこからどうするかがまた大事になる。

 

NPO法人の事業継承については、 継承に関する問い合わせは幾つかあったが、可能性がまだ見えない。潔く辞められないのも収入への執着があることが一因だ。

様々な条件の中で成り立っている今の仕事(事業)。どう折り合いを付けられるのか?初心の想いを生かせる可能性はあるのか?それにも固執は無用か?

 

③25年住んでいた家の撤去。

よくもガラクタ集めたものだ。半年以上に渡りだいぶ捨てたが、まだ荷物はたくさんある。近くのしおの第7宅に押し込んでいる。第一次終活だ。1月末で引越しが確定。

 

④仏教関係の本は引き続き読んでいるが、自分の合点のつけ方あるいは合点のいかなさが少しはっきりしてきた。しばらくは自らを拠り所にして考えて行こう。

 

シモーヌ・ヴェイユを読む。「不幸」からどうするか。それぞれのリアルの「翻案」(『根をもつこと(上)』p98)からわかり合える方向へ行けるか。今年も読み続けよう。

 

⑥朗読サークル参加3年ほど。今年はコロナ禍で一時期オンラインであった。

作品を通じて、作品の朗読を通じて、自らの想像力を細い管から注入して、その作品世界を体験してみる。

「朗読」がめざすものとは違うかもしれないが、「朗読」という手段でやれることがあるかもしれない。

 

2月くらいに作品の朗読を通じての対話の場の開催をオンラインで開催しようと思っている。今しばらく思案中。