山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

最近のこと。そしてこれからの対話の場。

8月も残り少なくなり、ここ信州浅間山南麓は、風が涼しくなってきた。

山ろく対話はなかなか毎月開催というわけにはいかない。もっともルーティン化して行えばよいわけではないし、そのスタイルは自分には合わない。

それと、現実の状況を受けて自分はどうしていこうかという、自己対話の滞りも大きな要因だろう。見方を変えれば、対話すべきことがらがねじれた束のようになって自分自身を立ちふさいでいる。

堂々巡り、一所への留まりの傾向は相変わらずあるし、またただ行動を起こしていけばよいわけではない。それも現実への向き合いからの逃げになる。

今の課題。一つは2002年に設立したNPO法人の事業をどうするかということ。数年前から、障害者作業所に出来る範囲の現場作業は大部分委託しているが、自分自身の心身状況から、次の段階を考えなければならない。

もう一つは、1995年から住んでいる現在の借り家からの撤収。これは昨年からそろそろと思っていたが、なにしろ25年間ため込んできた荷物(=ゴミ)に気押されてなかなか始めることが出来なかった。今年に入り、新型コロナウイルスの影響で現場作業も減り、まずは町のゴミ処分場に不用物を持ち込んでいる。分別一覧表をコピーし、処分場の様子も毎週のように行くようになると、ゴミ分別も次第にスムーズになる。

まだまだ捨てるものは沢山(ほとんど捨てるもの!)だが、先は見えてきたか・・・。今回捨てないで残すものもいずれはどうなるのか?それらのものと自分とどちらかが、精々わずかな年月この世に長く在籍することになるのだろう。

 

 

さて、次回の山ろく対話ですが、オンラインの有用性とそこに含まれる課題への対処の仕方などから考えています。

具体的には,Zoomの無料プランで途中2回ほど入退室して開催。

開催日を月に2回にして、テーマとして提示した言葉から自分の問いを立てることに焦点をおいた内容にします。

問いを立てるとはどういうことなのか?それは、今の自分の問題/あり様を言葉の形にして、自分と向き合う場面を作ることかと考えます。これがおそらく山ろく対話の主要部分です。

KJ法を使った図表化はそれを鳥瞰図で表し、これからの行動の方向を示してくれることと思います。また各人の異なる図表を比べることで、テーマが大きな膨らみをもって現れてくるかと思います。ただここまでを1回の企画で網羅するのは、物理的・技術的にハードなものになるため、問いを立てるという主要ポイントに焦点をおいての開催を行います。

 

詳細は後日開催予定を載せますが、次回のテーマは次のようにします。

主要テーマ・・・「働く(あるいは}仕事をする」

関連テーマ・・・「疲れる(あるいは)消耗する」と「学ぶ(あるいは)知る」

*主要テーマを関連テーマを通して考えていきます。

 

自分の中の混沌としたものを、言葉にしてそれを問いというフレーズで表すことができれば、混沌が少しははっきり見えてくるかも知れません。