山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

2021-01-01から1年間の記事一覧

朗読で対話―『高瀬舟』ー少欲に生きる

今回は、参加者がなく開催はできなかったが、森鴎外『高瀬舟』をある期間、朗読(練習)することで、深く考え、作品を通じて対話することができた。 そしてそれはまだ続いている。 この作品は、ユーチュ―ブでたくさんの人の朗読が聴ける。 関心があったのでい…

開催予定:6月27日(日)10時~

次回の山ろく対話のお知らせです。 題材は再度、森鴎外「高瀬舟」です。 今回は前半の、喜助の足るを知る生活の有り様をテーマとしたところを取り上げます。 参加者数によっては役を分担して朗読していけたらと思います。 ここは、喜助の様子や話から庄兵衛…

「野ばら」の発表会

先日の20日(木)、前橋の朗読サークルで「無観客」発表会がありました。 私は、青年役をメンバーの方にお願いし、老人と語りで「野ばら」を朗読しました。 これを機に、小川未明の「野ばら」執筆前後の社会・時代を少し調べてみました。 1914~1918 第一次…

開催予定:5月30日(日)17時~

次回の山ろく対話のお知らせです。 オンラインで開催するイベントが増えているようです。 私もいくつか参加しています。 地域に限定されず広く参加者を募れるやり方です。 このイベントに関して云うと、告知の仕方はこのブログとジモティ、そして時々Twitter…

50年

このところ、いくつかの50年がある。 3年ほど前から坐禅に通っているお寺で、あることの50年を祝ってささやかな催しをすることが計画されている。 そのことをきっかけに「年月」について少し考えた。 30年以上前に5年ほど勤めていた施設が、今年創立50年にな…

開催予定:4月29日(木)10時~12時くらい

次回、4月29日(木)10時~オンラインで開催します。 前回同様、短編小説の朗読を通じての対話という形で行います。 取り上げる作品は、「野ばら」小川未明(初出は1920年「野薔薇」大正日日新聞)です。この作品については担当を決めてできれば3人で読んでい…

開催予定:3月21日(日)14時~16時くらい

次回の山ろく対話のお知らせです。 オンラインで広く参加者を募り、もし僅かの方でも関心ある方に参加していただけたら嬉しく思います。 前回に続き、朗読を通じての対話を試みます。 題材に作品(短編小説)を用いて、朗読という手法でその作品世界の深みに…

開催予定【変更しました】:2月10日(火)19時~⇒2月17日(水)12時~

次回の山ろく対話のお知らせです。 オンラインで広く参加者を募り、もし僅かの方でも関心ある方に参加していただけたら嬉しく思います。 対話の仕方など毎回思考錯誤しながらです。 今回は、題材に作品(短編小説)を用いて、その作品世界に朗読という手法で…

2020年を振り返って。

今日2日(土)で1週間続いた現場作業が終わった。 これからしばらくは作業に行かなくてよいのは嬉しいことだ。 さて、12月から1月になるこの時期に山ろく対話を振り返ってみたい。 もっともそのことは、自分自身の一年間を振り返ることになる。 ①試行錯誤しな…