山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

2020年9月の開催予定@オンライン 16日(水)20時~ 26日(土)20時~

今回は、自分の問いを立てることに焦点をおいた、ワークショップ的な内容で開催します。(ZOOMを使ったオンライン開催です。)

ZOOMの無料プランで行いますので途中2回ほど入退室します。

 

9月のテーマになる言葉(動詞)は次の通りです。

 

主要テーマ・・・「働く(あるいは}仕事をする」

関連テーマ・・・「疲れる(あるいは)消耗する」「学ぶ(あるいは)知る」

 

主要テーマを関連テーマを通して考えていきます。ただ関連テーマはあくまで、手立てとして提示してありますので、どうしても用いる必要はありません。

 

参加の申込みは、いずれも開催日前日の正午までに、①お名前 ②主な居住地 ③自分の問い(3つから6つまで)を、nknm18foestk32km@gmail.com(山ろく対話 江村)宛に送ってください。

先に申込みされて、問いは締切日時までに送っていただくのも可です。(あとから訂正も可です。)

 

当日は、問いの説明を口頭でしてもらい、またそれへの質問(問い)を他の参加者からだしてもらいます。

開催日当日まで折々自己対話しながら、自分の問いを育ててください。

また、当日の相互対話と自己対話から、自らの問いを一層明らかにしていけたらと思います。

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問いを立てることは、思考の技術として有用かと思います。

だだこれがなかなか難しく、なんとか自分なりには以下のように整理してみました。

http://sinanogawanozyouryuu.hatenablog.com/entry/2018/02/06/070435

 ただし、技術的に問いを立てることだけが容易に出来るようになってしまうのは

最も避けなければならないことです。

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 (以下 前掲のサイトより)

なぜ〈問い〉を立てるのか?

   一つの言葉(事柄)を〈問い〉の形にすることで、「そもそも何が問題なのか?」、「何を問うているのか?」が明らかになる。

〈問う〉ことでその言葉(事柄)のありようを指し示す。

 

様々な問い(観点)を重ねていくことでその言葉(事柄)の様々な側面を明かにしていく。

 

〈問い〉の基本形は5W1H

 ・「誰Who(が・に・と・を)」 

 ・「何What(が・に・と・を)」

 ‣「なぜWhy(理由・目的)」   

 ・「どこWhere」

 ・「いつWhen」

 ・「どのようにHow(どのような仕方で、どれくらいHow many

   いくらHow much)」

 

その一つの言葉(事柄)を成り立たせている基礎、土台を〈問い〉の形で一つの句(フレーズ)で言い表すことが出来れば、その基礎、土台〈答え〉も自ずからわかる。

 

 

どうして相手へ〈質問する〉のか?

相手に〈質問する〉(〈問う〉)ことで、同時に新たな自分への〈問い〉を見つけていく。

 

 質問の種類(内容)

・どういう意味?(意味の明確化)

・どうしてそう思う/考えるか?(理由)

・そもそも?(前提)―――(その人の立ち位置)

・もしそうなら・・・・・ということになる?(推論、含意)

・それって、本当?(真偽)

・たとえば?(証拠)

・違うこともある?/いつでも当てはまる?(一般化)

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 参考までに、私の作った「自分の問い」を載せます。

 

①働いたことの内容と、心身の疲れ方とは、何か関連があるか? 

②働いている只中にいる時、どんなことを考えているのか? 

③仕事を変えたり辞めたりしても、続けていくことはあるのか?

④始めにどんな仕事に就こうと思ったか?

⑤今どんな仕事に就こうと思っているのか? 

⑥仕事をするとは何をすることか?

 

①は仕事と疲れについて。まだ漠然とした形ですが、ぐったりとした疲れと爽快な疲れが私の記憶にはあります。その差異はどこから生じるのかをもう少し考えたい。

②はその瞬間また数か月・数年という期間で、只中は捉えられるかと思いますが、仕事の内容自体が目的化していく、そのことで何かが変わる、実は一番考え続けなければならないことを考えなくなる。只中の中にはそんな仕組みがあるのではないか?それを考えたい。

③④⑤は、②とも関連しますが、視点を変えています。自分の具体的な心身を使って行っている仕事を通じて、そもそも何をしているのか?

⑥は結局ぐるりと回って振り出しに戻った感があります。また一回り仕事をして振り出しに戻ればよいのか?それとも仕事はなるべくしない方がよいのか?

 

私も開催日までもう少し問いを考えていきます。

では、参加申込みをお待ちしています。