山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

開催報告 4月28日@佐久

4月の山ろく対話は、「変わる/変える」をテーマにしました。

20日の前橋開催は、問い合わせはありましたが参加者はなく、中止になりました。

 

そこで前日の19日、東京高田馬場での人生カフェに参加した後、20日国分寺での胡桃堂の朝もやに参加しました。

山ろく対話を始める前は、時々主に東京で開催される対話の場に参加していましたが、このところその頻度は少なくなっています。

山ろく対話のやり方、スタイルといったものも少しずつ形になってきたかと思いますが、その上で、別のやり方の対話の場に参加してみることも有意義な体験・刺激になります。

 

4月の山ろく対話改訂版も、3月17日開催のデモクラシーカフェ(東京東村山)に参加したときの内容から、対話の場での「質問」について整理した部分を引用したものです。

(カフェフィロの松川絵里氏を講師に「相手の考えを理解するための質問レッスン」というテーマでのワークショップを行いました。)

また、「問い」については、梶谷真司『考えるとはどういうことか』にだいぶわかりやすい説明があり、それなりの理解はできたように思いますが、まだ自分の中でなかなか明確にならないところがあります。そもそも「問い」とは何なのかがわからないというところにいるようです。

とりあえず、今回の改訂版では、直接的には、

入不二基義『哲学の誤読』(特に28、29ページ)と

http://hamaguri.sakura.ne.jp/toitohananika1.pdf

を参考にさせていただいています。

 

さて、少し開催報告ではない(断片録にいれるような)、内容が続きましたが、

28日(日)17時から19時半くらいまで、佐久平駅前イオン2階フードコートで開催した山ろく対話の報告です。

 

今回は参加者が3名でどうにか中止にならずに済みました。

まず、対話の準備を兼ねて、最近の「変わった/変えた」ことを箇条書きで出していきました。

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次にこのテーマについて考えることをそれぞれ話して質問し合いました。

 

そのあと、それぞれ「問い」を作り、一つずつ説明し、質問をしました。

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その後、出された8枚の付せんを見ながら、各自がそれぞれの仕方で関連付けながら相互対話、最後に今回のとりあえずのまとめを書いて終わりました。 

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今回テーマを決めてから、時々「変わる/変える」について考えていました。

そのことを通して、「変わらないこと」を見つけることが、(実は自分にとっては)大事なことかも知れないとなんとなく思っていましたが、今回は自分とは違う視点、アプローチの仕方からの「変わらないこと」との向き合い方のヒントがあったように思えました。