山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

進め方の手順とルール---オンライン用---

  山ろく対話の進め方:手順とルール(オンライン用)

 ーーー概要―――

 山ろく対話は進め方を決めて事前にお伝えし、それに則って進めていきます。

オンラインということで、以下のように進め方を改訂しています。

全体として、オンライン以外の部分でアナログ的な要素、また本来重視していた自己対話を充実させた内容になりました。参加者がいるか不安ですが、最低1人か2人からも開催します。

オンラインでの開催日時の前後1週間ほどの間で各自それぞれの生活のなかで時間を設けて、関われることになります。

 KJ法の図表化は頭の中の考えを整理して見える形にする作業にです。KJ法のソフトもありますが、やはり手作業が適っていると思います。その後、郵送という手段で参加者全員の〈とりあえずの見える形にした世界観〉を共有します。

 

 募集定員は6名まで。参加費用は、必要ありません。出来上がった表を写メで送ってください。それをブログに公開しますので是非協力ください。

なお、オンライン用には、ZOOMというソフトを使用しますので、事前にダウンロードして下さい。費用は掛かりません。また、参考資料の ①対話すること、問いと質問についてと、②KJ法の手順、基本マニュアルをお読みの上ご参加下さい。

ーーー用意が必要なもの―――

A4用紙4枚(カードが10枚までならA3、それ以上ならA2判に張り合わせる。)

単語カード(厚手の紙を切って使っても可)・・・現在私は、100円ショップで購入した、30mm×65mmの単語カードを使用しています。

テープ(養生テープ、マスキングテープなど)・・・カード貼り合せ用

ステイックのり・・・貼り合せたカードを用紙に貼る。

マジックペンか太字のボールペン  

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手順とルール(オンライン用)

① 事前にブログ、こくちーず等で、テーマと開催日時を告知します。 参加を希望される方は申込みしてください

 

② 開催日時までに、最初に行う一人3分ほどの「今回の題(テーマ)について普段考えていることを交えて自己紹介」を考えてみて下さい。これは、初めて出会う人たちとの対話の出発に行う準備体操のようなものです。気楽に言葉にして発することで、自分を少しオープンにしていけたらと思います。

テーマについて自分はどう考えるかというよりも、自分がテーマに関することで他人や社会にたいしてどんな関わり方・ふるまい方をしているかを振り返ってみて、自分とは何なのかを考えてみる糸口、ちょっとしたきっかけが語られたらよいかと思います。

  開催日時までにもう一つやっていただくことがあります。

それは今回の題(テーマ〉について、それぞれの立場や視点、体験から考えることを〈問い〉の形にしてみる。)ことです。(?/。で終わるフレーズで5つくらいを目安に箇条書きでお願いします。)これを開催日前日の正午までにメールで送ってください。

 皆さんから送られた〈問い〉をまとめて、オンライン開催日の前日24時までに参加される方にメールしますので、控えを取っておいて下さい。(ここでは皆さんの名前はイニシャルで表示します。)

 

③ 山ろく対話@オンラインが始まりました。

初めに今回の題(テーマ)について普段考えていることを交えて自己紹介をお願いします。

引き続き、お互いの理解を進めるために質問をしていきます。(資料①を参照下さい。)

ここでは、初対面の人同士が知合うきっかけを見つけることも大切になりますので、お互いの関連性(の中の違い)を見つけて「私も(は)・・・です。」伝え合うのも良いかと思います。

 

④ 次に、最初に出された〈問い〉を一つ一つ、作成した方から説明してもらいます。

引き続き、お互いの理解を進めるために質問をしていきます。(資料①を参照下さい。)

 

⑤ 相互対話を行います。この段階では、出された〈問い〉は作成者から離れて、文字になってそこにある〈ことがら〉として扱います。

 感じたこと、考えたこと、〈問い〉と〈問い〉との関連性(親密さや疎遠さ、共通点や相違点など)について、言葉にして出し合っていきましょう。もちろん、再度質問することで、作成者に立ち還って考えてみるのもよいと思います。

他人の話を聴く、他人に向けて自分の言葉で話す。そうしたことが自己対話を促すために大事です。

物理的に限定された時間内のため、参加者一人一人の発言回数が出来るだけ均等になるよう工夫します。

 

⑥ この時までの対話を振り返り、各自が題(テーマ〉について考えることを、再び〈問い〉の形で出し合います。②で出した〈問い〉と同じでも変わっていてもかまいません。(同じく?/。で終わるフレーズです。)

KJ法で図表化する際の私の頭の処理能力上の問題から)全体の問いの数が25くらいになるよう、一人当たりの数を調整します。

またここはオンラインで行いますので、ズームのチャット機能を使います。〈問い〉を一つ一つ、作成した方から説明してもらいます。

引き続き、④と同様にお互いの理解を進めるために質問をしていきます。(資料①を参照下さい。)

同時に自分を含めた全員の〈問い〉を書き留めてください。(チャットの保存機能が使えます。)

 

⑦ ここで、皆さんから感想を述べてもらい、オンラインでの対話は終了します。

 

⑧ オンライン対話終了日の6日後までに、作成した図表のコピーを写メで

 nknm18foestk32km@gmail.com に送ってください。

(資料②を参照ください。図表化の際の矢印の使い方は厳密な統一性はないようですが、ここでは資料②の使い方でお願いします。細かい部分より全体の配置と関連性で鳥観図が表せたらよいかと思います。)

 

⑨ 参加された方の図表は、開催報告としてブログに掲載します。皆さん是非そこにコメントをお寄せください。