山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

断片録

「野ばら」の発表会

先日の20日(木)、前橋の朗読サークルで「無観客」発表会がありました。 私は、青年役をメンバーの方にお願いし、老人と語りで「野ばら」を朗読しました。 これを機に、小川未明の「野ばら」執筆前後の社会・時代を少し調べてみました。 1914~1918 第一次…

50年

このところ、いくつかの50年がある。 3年ほど前から坐禅に通っているお寺で、あることの50年を祝ってささやかな催しをすることが計画されている。 そのことをきっかけに「年月」について少し考えた。 30年以上前に5年ほど勤めていた施設が、今年創立50年にな…

2020年を振り返って。

今日2日(土)で1週間続いた現場作業が終わった。 これからしばらくは作業に行かなくてよいのは嬉しいことだ。 さて、12月から1月になるこの時期に山ろく対話を振り返ってみたい。 もっともそのことは、自分自身の一年間を振り返ることになる。 ①試行錯誤しな…

問いはどこから生まれるのか?

問いを立てることを重視し、なぜ問いを立てるのか考えながら対話の場を開催してきた。 しかし、それぞれに生活を送り、そこで様々な問題に向き合い、もちろん常に問題と向き合っている訳でなく衣食住に必要な行動を日々しながら、その日々のなかで問いを立て…

最近のこと。そしてこれからの対話の場。

8月も残り少なくなり、ここ信州浅間山南麓は、風が涼しくなってきた。 山ろく対話はなかなか毎月開催というわけにはいかない。もっともルーティン化して行えばよいわけではないし、そのスタイルは自分には合わない。 それと、現実の状況を受けて自分はどう…

次回開催(5/30)のテーマ「自粛する」への〈問い〉を紹介します。

〈問い〉の発案者の了解が得られたので参考までに紹介します。 Yさん ①誰に対して自粛するのか? ②自粛することを決めるのは、誰か? ③自粛は、何のためにするのか? ④要請される自粛は、自粛といえるか? ⑤「自粛出来ないこと」はあるのか? Kさん ①自粛…

新しい開催の仕方の模索

現在、オンラインで会議を開催できるソフト「Zoom」を活用して、対話の場を開催する準備を進めています。 5月下旬の(たぶん)土曜日の午後を予定。テーマは「自粛する」。ここまでは決まっています。 山ろく対話は進め方を事前にお知らせし、それに則っ…

断片録:対話の目的、位置づけについて

山ろく対話のパンフレットを改訂しました。(2019年1月13付) http://sinanogawanozyouryuu.hatenablog.com/ 何を目的に対話の場を開催していくのか?漠然と考えていたことを何とか言葉にしてみました。「自分を考え、自分に気づくために、ひとつの「言葉」…

その日、その時の断片録

開催場所について(2018.9.18) 普段暮らしている浅間山南麓の交通至便なところが主になってしまうが、そこにあまり限定するつもりはありません。とはいってもなかなか働く現場の事情などで制約もあります。 坐禅会でいく長野市、実家のある前橋市、放送大学…