山ろく対話=対話の生まれる場を求める小さな試み。

非社交的な人間の他人への繋がり方。

開催報告(2018年3月~10月  )

10月7日(日)19時~の開催報告 (2018.10.11)

長野駅善光寺口徒歩3分ほどのところにある、スターバックスで開催しました。日時的に混んでいましたが、なんとか隅のテーブルの周りに参加者4人分の席を確保することが出来ました。(事前予約なしのため席が確保出来るか否かも課題です‼)

 

さて、今回のテーマは「諦めるとは?」でした。

 内容については写真の自己対話用紙4枚と最後の相互対話用紙1枚を参考にして下さい。

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個人的には再度取り上げてもよいと思うテーマでした。(自分がまだこのテーマで対話が必要と思います。)

 

以下は、進め方ルールについての検討です。

直前に(基本は変わらないですが)進め方ルールを若干改訂して、それに則って進めました。(2018.10.5改訂版)

今回の改訂の大きな点は、一般的に哲学カフェ、対話カフェ等では中心になる参加者同士の〈相互対話〉のところのルールです。

既にある順番に話すルールに加え、発言者が発言の要旨を付せんに書いていくようにしましたが、停滞した時間が出来てしまい、その場で語り合う臨場感が損なわれてしまったように思います。

 

相互対話は方向性が出来てしまうと、なかなか一人一人の始まりの問いに還ることが困難になってしまう、・・・そうした懸念が強くあり、進め方はまだまだ模索中です。

一人一人の自己対話を深め展開を促すように参加者相互の対話がどのように進め方ルールの中に位置づけられていけばよいのか、大事なこれからの課題です。

そのためもあり、自分もテーマについての自分では気付かなかった観点、異なる立ち位置を知ることは出来ましたが、自分が受け止めて自己対話の中にまで入り込んで、考えるところまでには至らなかったと思います。

せめてその端緒になるような対話がもう少し出来るような進め方をめざせたらと思います。 

進め方ルールの検討は引き継ぎ取り組んでいきます。

 

 

 

9月28日の開催報告(2018.9.29)

山ろく対話の進め方・・・「問い}とは? 誰との対話か?・・・

 

今回のテーマは「諦(あきら)めるとは?」でした。参加者が2名のため、テーマを取り上げながら進め方ルールの検討、確認を行いました。結局テーマには行き着かず、終わってしまいました。

しかし、より前提となることがらについての対話が出来たかと思います。

 

まず、そもそも対話とは何かということで、いくつかの哲学カフェでいただいたパンフを見て確認してみました。

対話とは:「考えを深める協働作業」「質問と返答を繰り返しながら、お互いの考え方の違いなどを探求する話し方」(デモクラシーカフェのパンフより)、このあたりのまとめ方が出発点に出来そうです。

では誰と誰が対話するのか・・・?この点は重要に考えたいところですが、少し後回しにして〈進め方ルール〉を順番に見ていきます。

 

まず、「テーマは、動詞の形で事前に提示する。テーマについての説明的な文章は付けない。」この点を確認しました。これは、「《私が(…を)》●●する。」とは?といった形での思考の仕方が、自分と他者また一般的に社会との関わり方/行動、行為/価値観を考る際の〈入り方の基本〉として適っていると思うからです。

テーマの提示だけで解説文を付けないのは、参加者はそれぞれの立場からそのテーマとまずは向き合うことを大事にしたいからです。

 

『① テーマについて、各自がそれぞれの立場、視点からの「問い」を立てる。(要点を付せんにを書いて提出する。次に各自が、①で立てた「問い」について説明する。)』

ここで「問い」という言葉がでてきます。(安易に使ってしまった!)そして「哲学カフェ/対話」では問い立てることが大事だと云われます。例えば「一人一人が問いを立て続けること、そして、それに対して答えを考え続けることを重視する。」(人生カフェパンフより)「物事を定義付け、その意味をもうこれ以上逃れられないところまで追い込むためには、「問い」の形式に落とし込むのが有効・・・」(波止場てつがくカフェパンフより)

ただ、最初から、「問い」を立てるのは、難しいのではないか?、「問い」の形でなくてもテーマから考えることがらを自分の体験等と向き合いながら文にしてみるでよいのではとの意見が出されました。

対話の過程のなかでさまざまな「問い」が立てられ、最終的に「問い」と「答え」のかたちをめざすとしても、まずはテーマを受けて自分と自分とで対話してみて、出来るところで文字にしてみる。出発はそこからでよいのではと思います。対話の過程で「問い」の様態も様々に変容していくように思います。

自分自身この「問い」についての理解がまだ不十分に思います。引き続き課題にしていきます。

 

その後の進め方は、次のようになります。

②-(1) 他人の「問い」に対しての不明な点について、質問をす

る。

  次の8つの質問を基本に用いながらそれぞれの「問い」への理解を深める。

  (それは本当ですか? なぜですか? どうしてそう考えるのですか? 何か具体例はありますか? その意見通りだとどういう結果になりますか? ~ってどういう意味ですか? それはいつも当てはまりますか?  それは・・・ということですか?)

②-(2) ひとりひとりの立場からそれぞれ意見や考えを出し合う。

お互いの相違や関連するところを、丁寧にまた繊細に対話してい

く。(「問い」の形を通じてそれぞれの人格が示されているので、

それぞれの「問い」は尊重する。)』

ここまでを、先ほどの〈誰と誰が対話するのか〉という視点から見てみると、まず参加者それぞれが自分と対話した後、(文字)言葉の形で公開します。

その後、参加者間で(一定の手順踏んでの)対話をしながら、同時に内では自分との対話を続けていく・・・ということかと思います。

 

次に

『 ③  ①~②を振り返って、各自が新たに「問い」を立てる。

 (②を再度行う。)再び、他人の「問い」に対しての不明な点についての質問やそれぞれ異なった立場からの意見や考えを出し合う。

⑤ 各自が重要と考えるキーワード・キーフレーズを選び説明する。』

ここでは、他人との対話を受け促されての、自分との対話のその後(1時間後くらいか)の形を再度公開し、再び参加者間での対話をしつつ、一人一人が自分の「問いと答え」に向けて考えを集約していく。

 

そしてとりあえずのこの場の最後として。

『⑥ 各自がそれぞれ一つの「問いと答え」または(この段階での)簡単な結論、感想を提出する。』

となって終了になる。

 

8月23日(木)の開催報告

今回も参加者が少なく、テーマについて若干の話し合いをしました。

その日、その時の断片録 - 山ろく対話=テーマ(問い)を通じての自分と人との語りの場

 

7月26日(木)の開催報告

今回のテーマは、「諦(あきら)めるとは?」でした。

参加者が2名だったため、テーマについては次回持越しとし、「進め方ルール」についての意見交換となりました。

独自考察 | FAQ | 哲学カフェ・哲学対話ガイドでまとめられている4つのタイプのどれに当てはまるかを、考えました。(そこでは、進行役が進め方を支配しているか放任しているか。また内容に関与しないかしようとするか。以上の相違から4つに分けられています。)③のタイプかと考えていましたが、よく考えると、山ろく対話の場合は進行役は、進め方ルールに則った進行「係」であり、微妙かつ決定的に違うかもしれません。

そして、このルールを作って遂行しているのが進行役のため、このルールの意図をまずは意識して実行できていると思います。

もう少し参加者が増えれば、またいろんな状況で進め方との相性も考えていけるのではと思います、集客を目的にした企画ではないので、まずは続けていくことでしょうか。

  

 6月28日(木)の開催報告

6月28日(木)18時から20時まで、佐久平イオン2階フードコートで開催しました。

テーマは、「強いられる(こと)、強いる(こと)とは?」です。

参加者は前回と同じく3名で、何とか対話の成り立つ人数でした。

告知はこのブログとジモティー、こくちーずで行っていますが、たくさん参加してもらえればよい訳でなく、またこれは個人活動、ひとり活動として行っていこうという想いがあるため、適切な告知方法があまり思いつきません。

やり方を模索しながら、まずは続けていくことです。

 

 

内容は、下記の画像をご覧になっていただくとして。

今回、進め方として 工夫を試みたことは、

最初の簡単な自己紹介の際に今回のテーマについて各自まずは口で述べてもらったこと。

そして、対話の中心になる、③のところで、最初は各自が提出した「問い」をより深め、明らかにし、(その人の人間観、社会観を背景にした)どういう位置付けにあるのかを理解することのみの質問。(「8つの質問」・・・これも東京の哲学カフェで使われているのを使っています。)

これがほぼ終わったところで次に、自分と他者との問いがどう関連しているのか(いないのか)考えの違いや重なるところを明らかにしていく対話に入っていきました。

やり方としては、おそらくこのやり方を明確にやっていくのがよい、と今のところ思っています。

3名の参加者ということで、対話は深まったかも知れませんが、拡がり、展開には限りがあったかも知れません。③をもう1回行う必要も無かったため、⑦に進み、ちょうど2時間で終了となりました。

参加した皆さんありがとうございました。

  

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5月24日の開催報告

5月24日木曜日、18時~20時に「山ろく対話=テーマ(問い)を通じての自分と人との語りの場」を開催しました。

 

哲学という言葉にまつわるイメージから離れるために、これまでは、平仮名でてつがくとしてたわけですが、出来たらこの言葉を使わずにこの場を表現してくれる言葉を探していました。

結局見つけられず、とりあえず開催直前に「山ろく対話」と変更しました。

そしてサブタイトルに何を意図してこの場を設けたかを盛り込みました。

 

さて、今回の参加者は3人。どうにか対話の条件が整いました。

 

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今回のテーマは「納得がいかない(こと)とは?」でした。

意図して重視したことは、「参加者がテーマ(問い)を仲立ちにして自分を含めて参加者たちと対話する」ことです。

そのことで、自分や人が、人間世界のどこに立ち位置があるのか、そして現実にはこのような場以外では出合うことの無いお互いの参加者なわけですが、そこに関連や乖離がどんなふうに見えてくるのか、というあたりが今の自分の関心事でもあります。

一人一人が今置かれているその立場から(思考や行動を)始めるしかないわけで、自分の立ち位置を知ることは大事かと思います。

 

また、進め方の技法面で一つ意識したことは「ルールの⑥、話す話さないの自由や沈黙の時間も大事にした上で、参加者が同等に話すと聴くの機会を設ける。」です。

 

実際の進め方は、決めた規則に従って、進行役もその必要最低限の役割のみ果たして、参加者全員で対話しました。

「山ろく対話」とは - 山ろく対話=テーマ(問い)を通じての自分と人との語りの場

の進め方の①から始め、④に更新(!)された時点で、かなり共通的な意識を確認出来たことは、今回の一つの驚きでした。(見えにくい画像ですが、各人の①④⑦のフレーズが上から書かれています。)

対話の仕方(技術的な面)の工夫は、特に③そして⑤でまだ必要かと思います。

 

ともかく大まかな方向性として、「自分を知るための場」ではあったかと思います。

そのためには、その手がかりとして(人と人との媒介の役目を果たす)テーマの選択が大事になってくるかと思いました。

 参加した皆さんありがとうございました。

 

 

3月1日の開催報告

実地での試行をまずは第一の目的に、山ろくてつがく対話を開催しました。

 日時は、3月1日木曜日17時~19時。場所は佐久平駅近くの公共スペースでした。

 参加者は2名で、進め方の試行実験的面が大きかったと思います。

 

今回のテーマは「働くとは」でした。

 

意図して行おうとしたことは、参加者一人一人の考え方がその展開や変化も含めて、個別にわかるようすることです。

 

振り返っての反省点・課題として見えたことは、次のようなことです。

まず、意図して行おうとした、一人一人の考えを(限られた時間の中で)深め展開していくことは、かなりきつい作業であるように感じました。

また、上記のようなこと故に複数人での対話の場があると考えると、一人一人が自らの考え方を確認し明確にしていくためにこそ、その場を有効に使う方法を工夫できないかと思いました。

 

では、実際の進め方に沿って検討して行こうと思います。

 

1、まず今回のテーマ「働くとは」について

各自の問題意識に引き付けての問いを出す。今回は2名だけの参加者でしたが、出された問いは、「働いていない時間とはどういう時間か?」「働くことを辞めることも必要か?」「働くこととお金を得ることは同じことか?」「雇用関係のない働き方はあるか?」「働けない人はいるか?」

 

以上が付箋に書かれ、それぞれについて説明してもらいました。

 

2、次に、提出された問いに対しての質問(理由、具体例、確認、異なる/違う見解や見方)を出して応答する。

  

3、以上を踏まえて、各自新たな問いや意見を付箋に書き、それについて説明する。ここでは「今の社会の役割関係の中で、生活の糧を得ることが働くことの大きな部分であるので、現在の(社会の抱える)様々な矛盾を働くことは抱えこんでいる」「生きてることは何らかの働きをしている。その人の死後の働きもある。」「「働く」とはその人の生き方ではないか?」

 

当初考えていた行程では、 次にこれらの問いや意見に対して、2で行ったことを再度行う。

これを3~4回繰り返して、最後にこの場での(とりあえずの)一人一人の問いと答え、あるいは感想を導きだす。

 

そして今回は、質問と応答はどちらかと云えば補助的な役割で、一人一人の意見の展開を重視しました。しかし限らた時間の中で自らの考えを展開させていくことは難しいしきついのではないか、というのが今回の感想です。

 

複数人(今回は2人でしたが)での質問と応答、ーーそれは一人一人が出した問いや意見を基に置き、それを尊重し逸れていかないことが大事に思いますがーーにより多くの時間をかけていくこと。これが次回に向けての改善点になります。

実際そうした応答の中で一人一人の問いや意見の気づきが見つけられるように思います。

 

次回開催は未定です。

このような場を必要に思う方の参加をお待ちしています。

 

 

 

 

 

開催予定(2018年3月~10月)

10月25日(木)18時から20時まで(遅くても21時には終了します。)

佐久平駅(長野県佐久市)周辺で開催を予しています。(定員は4人まで。)

テーマは、参加者から募集します。

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。希望するテーマがあればお知ら

 せください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

 

10月19日(金)18時から20時まで(遅くても21時には終了します。)

前橋駅群馬県前橋市)周辺で開催を予しています。(定員は4人まで。)  (*参加申込者が無かったため中止しました。)

 

テーマは、参加者から募集します

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。希望するテーマがあれば

 お知らせください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

 

10月7日(日)19時から21時まで

長野駅(長野県長野市善光寺口近くの喫茶店で開催を予しています。(定員は4人まで。)

テーマは、参加者から募ります。

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。喫茶店での飲食代のみ自己負担ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前と、取り上げたいテーマがあれば記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

9月27日(木)18時から20時まで(遅くても21時には終了します。)

佐久平駅(長野県佐久市)周辺で開催を予しています。(定員は5人まで。)

テーマは、「諦(あきら)めるとは?」です

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

8月23日(木)18時から佐久平駅(長野県佐久市)周辺で開催を予しています。(定員は5人まで。)

テーマは、「諦(あきら)めるとは?」です

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

8月1日(水)16時から大崎駅(東京山手線)周辺で開催を予しています。(定員は5人まで。)

*都内で用事があり、それに合わせて開催を計画しました。

 日時にご都合会いましたら、ご参加ください。

   (*参加申込みが無かったため中止となりました。)

 

 

テーマは、「諦(あきら)めるとは?」です

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

 

7月26日(木)18時から佐久平駅(長野県佐久市)周辺で開催を予しています。(定員は5人まで。)

テーマは、「諦(あきら)めるとは?」です

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

参加費はありません。飲み物のみ持参ください。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

 

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

7月10日(火)18時から(20時まで)大宮駅西口(埼玉県)周辺で開催を予しています。(定員は4名としますが、1名以上の参加希望者があれば開催します。)

*参加申込みがなかったため中止にしました。

 

テーマは、「強いられる(こと)、強いる(こと)とは?」です

*私事ですが、この期間、放送大学埼玉学習センターの面接授業に行っており、その最

 終日に当地で開催を試みたいと思います。

 テーマ(問い)を仲立ちにして他の参加者たちや自分と対話して、自分のこの社会へ

 の関わり方や行動の仕方はどんなふうなのかに気付いていける場であることが当面の

 めざす方向かと思います。

 関心のある方の参加をお待ちしています。

 

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

*申込みいただいた方に具体的な開催場所をご連絡します。

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

 

6月28日(木)18時から佐久平駅(長野県佐久市)周辺で開催を予しています。(定員は6人まで。)

テーマは、「強いられる(こと)、強いる(こと)とは?」です

申込みは開催日前日までに下記のアドレス宛にお願いします。

(お名前ともし可能ならば参加の動機を記載ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com

(山ろく対話:江村まで) 

 

 

5月24日(木)18時~佐久で開催予定。テーマは、「納得がいかない(こと)とは?」です。

次回の山ろくてつがく対話を5月24日(木)18時~、佐久平周辺の公共スペースで開催します。(当初、 4月22日(日)14時~17時の予定でしたが変更になりました。)

今回は「納得がいかない(こと)とは?」をテーマにしました。

 

テーマを手掛かりに人と人とが関わっているこの世について、そしてそこに

いる自分について考えていけたらと思います。

 

今回も(おそらく当分の間)試行的な開催になると思います。

 

この場が、他人との対話を通じて、一人一人が自分の考えていることに向き合い、新たな気付きが見つけられるようなになれたらと思います。

 

募集定員は6人です。

 

具体的な開催場所は申込みのあった方にお知らせします。

 

申込みは

nknm18foestk32km@gmail.com

まで。

名前、それから取り上げたいテーマがあればお知ら下さい。

 

 

開催日時を2月23日から3月1日18時~20時に変更します。

下記のURL.を参照ください。

https://jmty.jp/nagano/eve-etc/article-8a8g7

 

 

2018年の第1回目の開催日は、2月23日(金)19時~21時 

 

テーマは「働く」です。

「働く」、「仕事」、「労働」と言葉を変えると受け止める内容も微妙に異なって

くるように思います。

私自身「障害者の働く」をテーマにしたNPO法人を2002年から運営しています。

そこでの、考えの変化や行き詰り等があり、改めてこの「働く」について考えたいと思います。

ひとりひとりの考えを深めていくことを大事にしたいと思います。

 

場所は、長野県佐久平駅近くの喫茶店等を開催を予定しています。 

具体的な場所は、参加の連絡をいただいた方にご連絡します。

参加費は店での飲食代のみです。

申込みは、下記アドレスまで21日までにご連絡ください。

(氏名のみ明記ください。)

nknm18foestk32km@gmail.com(山ろくてつがく対話 江村)

〈山ろく対話〉とは 

2021年2月以降、「朗読を通じての対話」という形で行っています。

一期一会でお会いした方たちとの対話が、そんなに安易には行いえないという思いがあります。

作品を通じて感じ考えること、それを言葉にして語り合うことで、わずかでも{なるほど。」と感じられる一瞬があれば、お互いに感じたり考えたりしている近くで交錯しているようであるなら、まずはそこを大事にしていけたらと思います。

 

..........

 

山ろく対話は、毎回、一つのテーマを通じて、あるいはそのテーマを手掛かりにして自分を考える対話の場です。自己対話から相互対話、そして再び自己対話の後に表した一人一人の〈見取り図〉を比べて、自分のあり様をよりよく知るための対話の場を開催しています。

 

2020年5月1日・・・

進め方の手順とルール---オンライン用--- - 山ろく対話=「〈自分〉」を考え、「〈自分〉」に気づくための対話の場

を掲載しました。

2020年2月9日改訂・・・

表現の仕方を改めました。また、自己対話と相互対話を繋ぐ方法、また見える形でまとめる作業としてKJ法による図表化を取り入れました。

 

Ⅰ 山ろく対話とは

山ろく対話は、『ひとりひとりの参加者が、自分と〈自己対話〉そして他の参加者たちと〈相互対話〉することで、「〈自分〉」を考え、「〈自分〉」に気づくための対話の場』です。 

対話の手がかりとして用いる「言葉」は、ひとりひとりの社会への関わりから生じ、その関わり方の意味と方向性を示し、行動・思考・感情などを表す「動詞」です。

それをさまざまに「問う」ことで、その本質に迫っていきます。

 

そうした「言葉」はひとりひとりが生活している中で考えたり思ったりするさまざまな「事柄」にまつわることを示しています。

自分とは異なる観点からだされる「問い」からその「事柄」への関わり方、考え方を一層知ることで、自分の考え方を深めたり拡げたり、観点を変えて捉え直すことが出来たらよいかと思います。

自己対話と相互対話を併せながら行い、本来の自分に気づくひとつの機会になることを願います。

 

場の開催が参加する方や自分にとって、次のように方向づけられるようにと願っています。

〈人生の疑問・不安や生きづらさの正体に対話を通じて考える。〉

生活上の不満や不安への物質的・実践的な解決手段には直接なりませんが、不満や不安の源(みなもと)を直接に知る一つの方法であること。

〈自分の大事なことはなにか?何を拠り所に生きていくのか?〉

社会の中での既存の立場や役割、価値観などから一旦離れ、そもそもの自分の考え方や物事の捉え方の基本になるものは何なのか?人との関係や社会の中での、どこに自分の立ち位置を置いているのか?そんなことを確認する手がかりやきっかけを見つけること。

〈これからどうする?(これまでどうしてきた?)〉

今の立ち位置を知ることで、これからのひとりひとりの行動とか活動の途すじを知るための手がかりになることを、もしかしたら少し見つけられること。

 

開催場所は、主催者が現在居住している浅間山南麓地域(長野県佐久地域)の、誰もが自由に出入り出来る民間の公共の場を利用して、月に1回程度予定しています。

また、主催者の行動範囲内での(東京前橋など)、開催も随時計画しています。告知は、「山ろく対話」(はてなブログの他、こくちーずを利用して行っています。

まだ試行錯誤しながらですが、このような場の方向に関心があり、機会があれば参加したいとお考えの方、同じような方向性のある場を知っている方がいましたら是非ご連絡ください

 

山ろく対話はてなブログ2018年~)       

連絡・問合せ先:nknm18foestk32km@gmail.com  

運営者:江村喜明(NPO法人お仕事チーム代表運営委員2002年~、放送大学全科履修生2016年~、(新潟県長岡市生まれ~前橋~東京~)1988年~浅間山南麓在住

 

〒389-0201長野県北佐久郡御代田町塩野1515-1 しおのみんなの家方 江村喜明

 

Ⅱ 対話の仕方・方法について

 

(1)基本のルール

① 相手の話に耳を傾け、じっくり聴く。

② 伝えたいことの核心を、できるだけで言葉にして端的に語ってみる

③ 他人の誹謗中傷はしない。相手の説得もしない。

④ 他の考えの紹介ではなく、自分の考えを語る

⑤ 参加者は出来るだけ同じ回数話すようにする。話す時間で3分くらい(考える/沈

       黙時間を含めて5分くらい)を目安にする。(話す話さないあるいは話せないの自

  由や沈黙の時間も大切にした上で、参加者が同等に話す聴く、そして黙して考える

  機会を設ける。)

 

実際の進め方は、事前に決めた進め方のルールに則って行います。進行係はいますが、原則的にはこの基本ルール、進め方ルールに則った基本の役割を担い、同時にひとりの参加者として対話に参加します。

内容や進め方からして、場の参加人数は6人程度、また時間は3時間程度が目安と考えます。

 

(2)進め方のルール(参考資料 ①対話すること、問いと質問について 

                KJ法の手順、基本マニュアル

 まず、前提として確認すること。

A、 付せん(〈提示メモ〉)には、一フレーズ(20文字くらいを目安に)太くて大き

      な読みやすい文字で書く。

   また、特に相互対話の際の心得。

B、各自に一定数の「対話札」を配り、その枚数を目安に皆が語る。(参加者が4人以

     上の場合)内容は質問や自分の〈提示メモ〉への追加説明、自分の考えなど。

C、お互いの相違や関連するところを、丁寧にまた繊細に対話していく。

D、〈提示メモ〉の内容はそれぞれの人格であるので否定はしない。

 

① 初めに今回の題(テーマ)について普段考えていることを交えて自己紹介。→それ

      について質問する。

 

② 次に各自が今回の題(テーマ〉について、それぞれの立場や視点、体験から考える

      ことを〈問い〉の形にしてみる。(一人1~4枚くらい)付せんに書いて各自が、

     その〈提示メモ〉ついて説明する。→それについて質問する。

 

③ 相互対話を行う。

 

 相互対話を経て、自己対話に一旦立ち還る。

       この時までの対話を振り返り、各自が題(テーマ〉について考えることを、「問

      い」の形で出し合う。(文章にして〈提示メモ〉に書く。 一人3~5枚(×参加者

      数で20枚を目安にする。))→それについて質問する。

⑤ ④で出された〈提示メモ〉を用いて、各自KJ法で図表にする。(別紙参照) 

   

⑥ ⑤で作成された図表について各自、感想を述べる。

 

【終了】 (その後、希望者で振り返りの時間を設けます。)

〈提示メモ〉…付せん、バイ  ンダー、A4用紙、太いボールペン,スティックのり)

 

 

参考資料① 対話をすること、問いと、質問について

 

 なぜ〈対話〉をするのか?(山ろく対話の場合)

 実社会のなかで様々な人たちと関わり、働き、生活していく中で、具体的に、複合的に錯綜して、あるいは漠然とした行き場のない〈不満〉や〈不安〉の形で立ち現われてくるさまざまな「事柄」にたいして、一つの言葉を手がかり(入り口)にして、対話という方法を用いてその本質に迫ってみる。

  

なぜ〈問い〉を立てるのか?

   一つの言葉(事柄)を〈問い〉の形にすることで、「そもそも何が問題なのか?」、「何を問うているのか?」が明らかになる。

〈問う〉ことでその言葉(事柄)のありようを指し示す。

 

様々な問い(観点)を重ねていくことでその言葉(事柄)の様々な側面を明かにしていく。

 

〈問い〉の基本形は5W1H

 ・「誰Who(が・に・と・を)」 

 ・「何What(が・に・と・を)」

 ‣「なぜWhy(理由・目的)」   

 ・「どこWhere」

 ・「いつWhen」

 ・「どのようにHow(どのような仕方で、どれくらいHow many

   いくらHow much)」

 

その一つの言葉(事柄)を成り立たせている基礎、土台を〈問い〉の形で一つの句(フレーズ)で言い表すことが出来れば、その基礎、土台〈答え〉も自ずからわかる。

 

 

どうして相手へ〈質問する〉のか?

相手に〈質問する〉(〈問う〉)ことで、同時に新たな自分への〈問い〉を見つけていく。

 

 質問の種類(内容)

・どういう意味?(意味の明確化)

・どうしてそう思う/考えるか?(理由)

・そもそも?(前提)―――(その人の立ち位置)

・もしそうなら・・・・・ということになる?(推論、含意)

・それって、本当?(真偽)

・たとえば?(証拠)

・違うこともある?/いつでも当てはまる?(一般化)

 

  

 

参考資料② KJ法の手順、基本マニュアル

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